セラミド (ceramide) はスフィンゴ脂質の一種であり、スフィンゴシンと脂肪酸がアミド結合した化合物群の総称である。
生体成分
セラミドは細胞膜に高い濃度で存在することが知られている。 細胞膜においてセラミドはスフィンゴミエリンを構成する脂質の一つであり、また脂質二重層を構成する主要な脂質の一つでもある。長年にわたり、細胞膜に存在するセラミドとその他のスフィンゴ脂質は単なる脂質膜の構成要素であると思われてきたが、現在ではこの考えが完全に正しいわけではないことが分かってきている。セラミドの生体作用のうち最も魅力的であると思われるのは、酵素群により細胞膜からセラミドが遊離し、これがシグナル伝達物質として作用する機能であろう。セラミドの細胞シグナル伝達物質として、分化、増殖、プログラム細胞死(PCD)、アポトーシス(タイプI PCD)を制御することがよく知られている。この機能のため、セラミドはしばしば「細胞死のメッセンジャー (messengers of cell death)」と呼ばれる。人体においては、セラミドの合成障害によりアトピー性皮膚炎などを生じうる。 セラミドの効果
セラミドの効果で、肌のたるみやシワを改善します。
ですから、乾燥肌で悩んでいる方や、肌荒れを起こしやすい方は、セラミドの効果に期待すると良いかもしれません。
肌内にあって水分をキープする働きを担っているセラミドですから、その保湿力効果は抜群のようです。
アレルゲンが外から肌内に侵入してくるのを、セラミドが防御効果を発揮して防ぐからでしょう。
そしてセラミドは外的環境から肌を守る効果があるので、肌荒れを起こしにくくなるという効果も期待できるのだとか。
セラミドの効果を効率よく得るなら、その成分配合の化粧品を使うと良いのではないでしょうか。
肌の角質層の細胞間にある脂質にセラミドは多く含まれていて、肌内の水分をキープしたり、外的環境から肌を守る働きをします。
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